マッキントッシュのキルティング・コートですが。すいません、いきなりやっちゃいますけど、これ日本人が着るとヤバいです。イギリスの老舗アウターブランドらしく、それなりに、いい値段しますよね?品質も確かです。モダンな大人男子なら、1着は欲しいところなのですが、いかんせん、人を選ぶ・・・(泣)。いやブランド物は多かれ少なかれ人を選びますけれども、「イギリス・老舗ブランド・伝統を重んじ現代性も取り入れるが、、浮かれたことはしない」、とこう書き出してみますと、マッキントッシュのキルティング・コート、ヤバそう...
意外に思われる方も。なぜ「とっつぁん」になるのか。少し説明させていただきます。
いちばん大きな理由は、キルティング・コートだということ。キルティング・コートはマッキントッシュにかぎらず着こなしが難しいです。スマートに着れないので。いやキルティング・コートは「あったかい」とか、「やさしい」とか、「ちょいカントリー?」とか、そういうイメージだからスマートに着る必要がないというご意見も。確かに。一理あります。そういった着こなし方もアリです。が、これはマッキントッシュのキルティング・コートなんです。しま...
いちばん大きな理由は、キルティング・コートだということ。キルティング・コートはマッキントッシュにかぎらず着こなしが難しいです。スマートに着れないので。いやキルティング・コートは「あったかい」とか、「やさしい」とか、「ちょいカントリー?」とか、そういうイメージだからスマートに着る必要がないというご意見も。確かに。一理あります。そういった着こなし方もアリです。が、これはマッキントッシュのキルティング・コートなんです。しま...
つまり、マッキントッシュのキルティング・コートの、「あったかい・やさしい・ちょいカントリー?」を、スマートに着こなせる人だけが似合うという。想定されるのは、やっぱりイギリス人なんです。顔が小さく、ひょろっと背が高くて脚が長い人。肌の色は浅黒い人より色白の人でしょう。たとえば米国人に見られるような、胸板が厚いガッシリ型はビミョーです。内面からにじみ出てくるものとしては、抑えられた自我、というところでしょうか。私が、私がと、自己主張の強い人がマッキントッシュのキルティング・コートを着ると、ミスマッチ...
日本人、ヤバそうでしょう?
どうしてこういうことになるのかというと、マッキントッシュの伝統を大切に思う気持ちが、ブランドの根幹、理念であり、だからこそマッキントッシュは魅力的なのだけれども、そこがですね、ストライクゾーンを狭めている理由でもあろうかと。いわゆる日本人のずんぐり型ですと、間違いなく「とっつぁん」になります。お店で姿見にうつしてデヘデヘやっている人を見ました。「やめとけ」と一声かけたくなりました。ご自身もマッキントッシュもかわいそうです。でも最近の日本男子は変わりつつあるから、似合う...
どうしてこういうことになるのかというと、マッキントッシュの伝統を大切に思う気持ちが、ブランドの根幹、理念であり、だからこそマッキントッシュは魅力的なのだけれども、そこがですね、ストライクゾーンを狭めている理由でもあろうかと。いわゆる日本人のずんぐり型ですと、間違いなく「とっつぁん」になります。お店で姿見にうつしてデヘデヘやっている人を見ました。「やめとけ」と一声かけたくなりました。ご自身もマッキントッシュもかわいそうです。でも最近の日本男子は変わりつつあるから、似合う...